ドル円、トランプ米大統領の対中課税ツイッターで急落。
マーケットコンディション
昨日のドル円は108.75円で始まると、東京時間は買いが先行。109円を上回ると、断続的なストップ買いをこなし109.31円まで上昇。ロンドン時間、109円台前半で小動き。NY時間、7月米ISM製造業景気指数が予想52.0に対し51.2と下ぶれると売りが先行。トランプ米大統領がツイッターで、「9/1から3000億ドル分の中国製品に10%の追加関税を課す」と発言するとNYダウ平均が急落となり、ドル円は107.25円まで下落し107.37円でクローズをむかえた。
ドル円、トランプ米大統領の対中課税ツイッターで急落。
欧州時間まで、踏ん張ったドル円だったが、トランプ米大統領のツイッターで大暴落。いつものパターンとは言え、破壊力がある。
テクニカル的には、109円を突破したことで、一目均衡表では、雲上限109.588円突破すると三役好転となる可能性が高まったが、昨夜の暴落で、三役逆転の流れに急転。
また、軟調地合いだけに、本日の米雇用統計が弱い数値となると、更に売り込まれるかもしれない。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。