ドル円は143円台前半まで下落、約2週間ぶりの安値を更新=東京為替概況
ドル円は143円台前半まで下落、約2週間ぶりの安値を更新=東京為替概況
東京終盤のドル円はこの日の安値を小幅に更新。ドル円は、朝方に一時144.40付近まで水準を切り上げる場面があった。日米財務相会談で為替水準についての議論はなかったことから、米国から円安是正を求められるとの見方が後退して、円が売られた。しかし、昼頃にかけては米財政懸念などからドル安円高となり、朝方の下げを帳消しにして、143円台前半まで下落。日本10年債利回りの上昇などもあって円買いも入り、7日以来およそ2週間ぶりの安値となる143.10付近まで下値を広げた。
ユーロドルは朝方のドル高局面でいったん1.1311付近をつけたが、その後は下げ渋り、一時1.1340台まで戻した。
クロス円は円買い優勢。ユーロ円は162.28付近まで、ポンド円は192.14付近まで下落し、東京終盤にこの日の安値を更新した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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