ユーロドルは軟調 弱いユーロ圏の指標とECBの追加緩和への期待が上値を拒む=NY為替
ドル買いが優勢となる中、ユーロドルはロンドン時間から軟調な動きが続いており、1.12ドル台前半に下落している。前日は一時1.12ドル台後半まで上昇したものの上値を抑えられていた。きょうになっても再度試す動きも見られないことからショート勢が再び勢いづいているようだ。この日発表になったドイツのZEW景況感指標が弱い内容となったこともきっかけとなった模様。
ECBの新たな追加緩和策への期待が高まる中、次期ECB総裁に内定しているラガルドIMF専務理事も緩和を好むと見られており、ユーロは再び上値を重くしているようだ。
目先は1.12ドルちょうどと1.1180ドルが下値サポートとして意識される。
EUR/USD 1.1217 EUR/JPY 121.40 EUR/GBP 0.9033
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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