ユーロドルは売り続く 中国の景気刺激策も世界経済は浮上することはなくドル高優勢との見方も=NY為替
きょうのNY為替市場は先週の強い米雇用統計を受けての流れが続く中で、ドル買いが優勢となっており、ユーロドルは軟調な動きとなっている。NY時間に入ってもユーロドルは売りが続いており、1.12ドル台前半まで値を落としている。
先週からの下落で1.12ドル台後半でのもみ合いから下にレベルシフトした感も出ている。目先は6月にサポートされた1.1180ドル水準が下値サポートとして意識される。
一部からは中国が国内経済をターゲットとして景気刺激策を実施したとしても、世界経済は浮上することはなく、その場合、ドル高が優勢となるとの見方も出ている。FRBが利上げから利下げの可能性を示唆した局面でもドル指数は1.2%上昇しており、ドル安には世界経済の成長が必要と指摘している。
EUR/USD 1.1215 EUR/JPY 121.86 EUR/GBP 0.8965
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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