指標弱くドル円は再び106円台に=NY為替速報
日本時間23時に発表になった2つの米経済指標がともに弱く、発表後にドル円は再び106円台に値を落としている。5月の米新築販売と6月の消費者信頼感指数が発表になっていたが、2つとも予想を大きく下回る内容となった。米新築住宅販売は2ヵ月連続の減少となり、昨年12月以来の低水準に下落した。
米国債利回りや米株も下げ幅をやや広げる中、ドル円も売りの反応を見せている状況。本日は106.80円近辺まで下げ幅を広げていたが、その水準が下値サポートとして意識される状況。
米新築住宅販売(5月)
販売件数 62.6万件(67.9万件)(年率換算)
中間価格 30.80万ドル(33.51万ドル)
平均価格 37.72万ドル(38.65万ドル)
在庫水準 6.4ヵ月分(5.9ヵ月分)
()は前回
USD/JPY 106.93 EUR/USD 1.1394
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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