ブリストルが下落 セルジーンの「オテズラ」を売却でFTCと合意=米国株個別
医薬品のブリストル・マイヤーズ・スクイブが商いを伴って下落。同社は同業のセルジーンを740億ドルで買収することで合意しているが、買収を実現するために反トラスト法を巡って米連邦取引委員会(FTC)と、乾癬治療薬「オテズラ」を売却することで合意したと発表。
「オテズラ」はセルジーンの主力薬で昨年は18.6億ドルの売り上げをあげている。アナリストからは新会社の大きな成長ドライバーとなるはずだった同薬を手放すことに、ネガティブな驚きを隠せないとの指摘も聞かれる。売却益は負債圧縮に使用される計画だという。
(NY時間10:54)
ブリストル・マイヤーズ 45.68(-3.67 -7.43%)
セルジーン 93.88(-5.03 -5.09%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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