【海外市場の注目ポイント】イラン情勢
トランプ米大統領は20日にイランによる米軍の無人偵察機の撃墜について、「イランは大きな過ちを犯した。我々は容認しないだろう」と述べ、対抗措置を講じる可能性を示唆した。日本時間21日正午頃には一部米紙の報道として、トランプ米大統領がイランに対する攻撃をいったん承認した(攻撃承認の数時間後に撤回)ことが伝わるなど、米国のイラン攻撃が現実味を帯びてきている。13日に中東ホルムズ海峡付近でタンカー2隻が攻撃を受けたことをきっかけに始まった米国とイランの非難の応酬が一段とエスカレートするようなら、両国の軍事衝突への警戒感が強まり、リスク回避の動きから円が買われる可能性がある。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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