ドル円は１１２円台まで買い戻し 明日は日銀決定会合＝ＮＹ為替
ＮＹ時間の終盤に入ってドル円の買い戻しが強まっている。きょうもドル買いが優勢となっているもののドル円は上値が重く、朝方には１１１．７０円近辺まで下落する場面も見られた。ただ、午後になってドル買いが更に進んだことから、ドル円も買い戻しが次第に強まり、１１２円付近まで戻す動き。
ＦＸ取引では、明日にロングポジションを持ち越せば、大型連休を挟み１１日分のスワップが一気に付く。一方でショートは逆に払いになることから、ＮＹ時間の後半になってショートカバーが出ている可能性もありそうだ。
明日は日銀決定会合の結果が発表され黒田総裁の会見も予定されている。今回は政策据え置きが濃厚だが、市場は日銀の次の行動は追加緩和と見られている。今回の展望リポートで成長率とインフレの見通しをかなり引き下げ、追加緩和の素地を作ってくる可能性も指摘されている。
USD/JPY 112.06
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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