反発、米利下げによる需要下支え見通しで=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=71.16(+1.28 +1.80%)
ニューヨーク原油の期近は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げが決まったほか、年末や来年にかけて合計で1.50%程度の追加利下げが期待できることが相場を押し上げた。世界最大の石油消費国である米国で金利負担が低下し、石油需要が底堅く推移すると想定されている。米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派な態度を背景に、米景気下振れ懸念が後退していることも支援要因。
時間外取引で11月限はマイナス圏から浮上すると、通常取引開始に向けて堅調に推移。通常取引が始まると上げ幅を削る場面はあったが、買い戻しが継続し71.53ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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