続伸、OPECプラスの減産や米中協議に対する期待感で=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=48.52(+0.56 +1.17%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.54~0.56ドル高。その他の限月は0.27ドル安~0.52ドル高。
世界的な景気減速懸念は根強く、12月の米ISM非製造業景気指数も製造業景気指数に続き下振れたが、石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国による協調減産が需給バランスの維持に寄与すると想定されている。7~8日にかけて行われる米中通商協議に対する期待感が米株式市場を押し上げ、原油相場にも追い風となった。ただ、株高が失速すると原油も高値から離れた。
時間外取引から2月限は堅調に推移。通常取引序盤には49.79ドルまで上げ幅を拡大した。ただ、引けにかけては買いが失速し、高値から押し戻されている。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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