今週はヒーリー英財務相が予算案を公表=NY為替
NY時間に入ってややドル高が優勢となる中、ポンドドルは1.33ドル台前半に一時下落。100日線で上値を抑えられた格好となっており、10月中旬からのリバウンド相場が継続する注目の展開も見られている。一方、本日は先週の円高の動きが一服し、ポンド円は210円台に戻す展開。
今週は28日にヒーリー英財務相が予算案を公表するが、インフレ加速に直面する家計や企業を支援する一方、財政の健全性について市場の信頼を維持するという難しい課題に直面している。借り入れコストの上昇によって財政を巡る不確実性が高まり、英政府の財政余力は前回予算時の236億ポンドから120ー200億ポンドに縮小しているとの指摘も出ている。
そのような中、今回は生活費高騰への支援対象を絞って実施するとともに、小規模な増税措置も盛り込まれると予想されている。具体的には、銀行への付加税の引き上げやオンライン小売業者に対する課税・規制の強化などが検討される可能性があるという。従って今回の予算は慎重な内容となり、借り入れの増加もごく限定的なものになる可能性が高いという。ただ、歳出圧力やインフレの上昇、国防費の増額に向けたコミットメントにより、来年は財政赤字がさらに拡大する可能性があると指摘。その場合、追加増税や歳出削減が必要になるとの見方を示している。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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