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ダウ平均は小幅続伸 イランが米国との意思伝達停止と伝わるもトランプ大統領は否定=米国株概況

株式 

NY株式1日(NY時間16:20)(日本時間05:20)
ダウ平均   51078.88(+46.42 +0.09%)
S&P500    7599.96(+19.90 +0.26%)
ナスダック   27086.81(+114.19 +0.42%)
CME日経平均先物 67280(大証終比:+200 +0.30%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅続伸。イランがイスラエルを巡る問題への抗議として、米国との意思伝達を停止すると表明したことが伝わったことで前半のダウ平均はマイナス圏での推移が続いた。しかし、トランプ大統領がその報道を否定したほか、ヒズボラと合意したとの発言もあり、ダウ平均は後半にプラスに転じている。

 IT・ハイテク株の一角には買いが入り、ナスダックはプラス圏で推移。エヌビディア<NVDA>が台湾のイベントでPC市場向けの新型チップ「RTXスパーク・スーパーチップ」の発表を材料視。アーム<ARM>やマイクロソフト<MSFT>など関連株のほか、本日はソフトウエア株も上昇。一方、インテル<INTC>、AMD<AMD>は下落している。

 ただ、ソフトウエア株についてはAI脅威などへの懸念は根強く、このところの上昇の持続性には疑問符もついている。半導体ロング・ソフトウエアショートのポジション解消の可能性も指摘されていた。

 また、一部からは「大統領は明らかに事態のエスカレーションを望んでおらず、出口戦略を模索している」との指摘が出ていた。「何らかの合意成立の可能性が高く、市場も敵対行為の継続的停止をほぼ織り込んでいる」とも述べた。一方「正式発表が行われれば、噂で買って事実で売る反応が起きる可能性もある」との見方を示している。

 今週の焦点は金曜日の米雇用統計となる。非農業部門雇用者数(NFP)の伸びは鈍化が予想されているものの、失業率は前回と変わらずが見込まれている。投資家は労働市場の健全性やFRBの金融政策見通しを見極める材料として注目しているが、市場では底堅い米労働市場を示すのではとの見方が優勢。

 マイクロソフト<MSFT>とアーム<ARM>が上昇。エヌビディア<NVDA>がPC市場向けの新型チップ「RTXスパーク・スーパーチップ」の投入を発表したことが材料視されている。一方、インテルとAMD<AMD>は下落。

 IBM<IBM>が4日続伸。トランプ大統領が週末に、同社のクリシュナCEOを称賛し、同社株について言及した昨年12月の動画がSNS上で再拡散されたことが材料視された。

 デル<DELL>が大幅に8日続伸。先週は好決算を発表し、株価も大幅高となっていたが、本日もその流れが続いており最高値更新。本日はアナリストの投資判断引き上げも伝わっていた。「中立」に引き上げ。

 暗号資産トレジャリーのストラテジー<MSTR>が下落。アナリストが目標株価を従来の320ドルから265ドルに引き下げた。また、保有ビットコインの一部売却も伝わっている。

 宇宙ソリューションのレッドワイヤー<RDW>が大幅続落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。

 眼科分野のバイオ医薬品を手掛けるスイスのオキュリス<OCS>がNY市場で大幅安。糖尿病黄斑浮腫(DME)患者を対象とした点眼薬「OCS-01」の試験が主要評価項目を達成できなかったと発表した。

 住宅開発のテイラー・モリソン<TMHC>が大幅高。バークシャー<BRK.B>が約68億ドルで買収することで合意した。全額現金による買収で提示価格は普通株1株72.50ドルで、先週末終値よりも24%高い水準。年後半に完了したい意向。

 暗号資産トレジャリーのストラテジー<MSTR>が下落。アナリストが投資判断を「買い」に維持した上で、目標株価を従来の320ドルから265ドルに引き下げた。ビットコインは本日一時7万1000ドル台まで下落。

 カジノのMGMリゾーツ<MGM>が大幅高。筆頭株主のピープル社(旧IAC)が同社の取締役会に対し、未保有の全株式を1株48.30ドルの現金で買収する非拘束的提案を提出したと発表した。

 フェデックス<FDX>から分離独立した貨物輸送事業会社フェデックス・フレイト<FDXF>が本日、独立上場。ただ、株価は冴えない反応を示し、一時141.33ドルまで下落。

アーム<ARM> 408.85(+55.56 +15.73%)
インテル<INTC> 109.33(-5.35 -4.67%)
MGMリゾーツ<MGM> 50.69(+7.02 +16.08%)
オキュリス<OCS> 14.51(-8.20 -36.09%)
ストラテジー<MSTR> 149.78(-9.31 -5.85%)
レッドワイヤー<RDW> 20.68(-3.89 -15.83%)
IBM<IBM> 320.42(+22.62 +7.60%)
デル<DELL> 465.96(+45.05 +10.70%)
テイラー・モリソン<TMHC> 71.55(+13.05 +22.31%)
フェデックス・フレイト<FDXF> 149.53(-10.84 -6.76%)

アップル<AAPL> 306.31(-5.75 -1.84%)
マイクロソフト<MSFT> 460.52(+10.28 +2.28%)
アマゾン<AMZN> 261.26(-9.38 -3.47%)
アルファベットC<GOOG> 372.58(-3.85 -1.02%)
アルファベットA<GOOGL> 376.37(-3.97 -1.04%)
テスラ<TSLA> 415.88(-19.91 -4.57%)
メタ<META> 600.47(-32.04 -5.07%)
エヌビディア<NVDA> 224.36(+13.22 +6.26%)
AMD<AMD> 510.13(-5.97 -1.16%)
イーライリリー<LLY> 1082.20(-22.80 -2.06%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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