【本日の見通し】イラン情勢など確認しながら、方向性探る展開
【本日の見通し】イラン情勢など確認しながら、方向性探る展開
週末に決裂した米国とイランの協議について、早期再開期待が広がっており、ドル高の調整につながっている。一方で、今週のIMF/世界銀行グループの春季大会で米国に集まっているECBや英中銀関係者から、物価高を警戒しつつも、利上げの判断については慎重な姿勢が示されており、一時かなり強まった欧州通貨の早期利上げ期待が後退。欧州通貨高ドル安の流れが少し落ち着いており、こちらはドル買い材料となっている。また、根強い先行き不透明感も押し目でのドル買いにつながっている。
ドル円は158.50-159.50円を中心に次の方向性を探る展開。トランプ大統領が示唆している協議の週内再開が実際に示されるとドル売りが強まり、158円台前半を試す動きとなる可能性がありそう。
ユーロドルは1.18ドル台での買いに慎重ながらも、押し目ではしっかりと買いが出る展開。一時は100%織り込む勢いを見せていた今月のECBでの利上げ期待が20%程度まで落ちてきており、ユーロ買いの勢いをそいでいるが、地合いはまだ堅調。今月見送った場合でも、利上げ実施は時間の問題で、年内複数回利上げの可能性が高いとの見方がユーロを支えている。
ユーロ円では、ユーロ高に加え、日銀の今月の金融政策決定会合での利上げ見送り期待も円安につながっており、しっかりした動き。史上最高値を毎日更新しながらの展開で、高値警戒感も出ているが、流れはまだ上方向と見られる。
ポンドドルは1.3600ドル前後の売りが上値を抑えているものの、押し目ではしっかりと買いが出る展開。ドル安の動き次第で大台超えがありそう。
ポンド円は215円台での推移。ユーロ円同様に高値警戒感はあるが、流れはまだ上方向か。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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