主要中央銀行は利上げ急がない姿勢、ECB関係者は据え置きの方向で検討
主要中央銀行は利上げ急がない姿勢、ECB関係者は据え置きの方向で検討
ECBは今月の会合で政策金利を据え置く方向で検討しているとブルームバーグが報じている。
今月末の会合までに入手するデータは米イラン戦争が欧州経済やサプライチェーンにどれほどの影響を与えたかについて明確な答えは得られないだろう。米イラン和平交渉が進行中であるため、被害を最小限に抑えられる可能性も残っている。そのため金利を据え置く方向で検討しているとECB関係者が明かした。
ラガルドECB総裁は利上げに慎重な姿勢を示しており、今月の利上げ確率は18%付近まで低下している。戦争による原油高騰を受け先月半ばには100%を超えていた。シュナーベルECB理事もビルロワドガロー仏中銀総裁も利上げを急ぐべきではない、判断は時期尚早だと主張している。
英中銀のベイリー総裁も利上げを急がない姿勢を示している、IMFは主要中央銀行は利上げを急ぐべきではないと警告。ベッセント米財務長官も今は状況を見守るべきだと、以前の大幅利下げ主張からトーンダウンした。
日銀の利上げ確率も低下。高市首相と片山財務相が赤沢経産相に注意したこともあり、4月は据え置きとの見方が強まっている。赤沢経産相は「物価高対策として利上げも選択肢の1つ」と語っていた。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。