米イラン戦争終結への期待と懸念が交錯 ドル高一服、原油先物は高止まり
米イラン戦争終結への期待と懸念が交錯 ドル高一服、原油先物は高止まり
米イラン戦争終結への期待と懸念が交錯。
有事のドル買いは一服、米株先物は下げ渋っている。ただ、原油先物は高止まり。一時1バレル=92ドルをつけた。
トランプ米大統領は早期終結に意欲を示すもイラン側は交渉を拒否している。ただ、イランは対話の扉を完全に閉ざしているわけではない。独自の条件を提示しており、互いが歩み寄れば停戦合意に向けて前進する可能性がある。
もはやトランプ1人だけで戦争を終わらせることは不可能だ。イランが米国との直接対話を拒否し続けているほか、イスラエルは米国なしでも単独でイランを攻撃する姿勢。我慢の限界に達した湾岸諸国は独自でイランへの制裁を検討している。
米政権は交渉に向けイランのガリバフ国会議長とアラグチ外相を標的リストから除外した。ただ、交渉相手として浮上しているガリバフ国会議長はイスラム主義体制への忠誠心から米国に譲歩する可能性は極めて低いという。ガリバフ氏は「米国の動きを監視している、我々の決意を試すな」と牽制。
イラン議会は現在「ホルムズ海峡通行料」案を審議中で、来週にも正式に導入を決定する見通し。そうなれば原油市場は再び混乱に陥る恐れがある。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。