ドル円堅調、逃避的なドル買いで=東京為替前場概況
東京午前のドル円は158.75円付近まで円安・ドル高推移した。週末を経てイラン戦争がさらに激化し、逃避的なドル買いが強まっている。イランの首都テヘラン付近の石油施設が攻撃されてイスラエルのハイファ製油所が報復の対象となっているほか、中東各地の生活用水のための淡水化施設も標的となるなど、血肉を削る衝突へ発展している。新たなイラン最高指導者として指名されたモジタバ・ハメネイ師は穏健な父親とは異なり、強硬派と見られていることもドル高要因。
ただ、逃避的なドル買いは見られるものの、安全資産だった米国債は下落。イラン戦争には新たな米空母が加わる公算で、長期化による戦費拡大が警戒されている。インフレが避けられない見通しであることも米国債の圧迫要因。
欧州通貨や資源国通貨が対ドルで下落するなか、ユーロ円は182.41円付近、ポンド円は210.61円付近、豪ドル円は110.24円付近まで軟化。ただ、ドル円の上げがクロス円を支えている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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