ユーロ、キャリートレードの調達通貨として選好される可能性=NY為替
きょうの為替市場は緩やかにドル安が優勢となる中、ユーロドルは1.16ドル台前半での推移が続いている。年初から戻り売りが続いているユーロドルだが、200日線の水準は維持されており、まだ本格的に下押す動きまでは出てない。一方、円安が一服する中、ユーロ円は3日続落しており、183円台半ばまで値を落としている。21日線を下回ってきており、来週以降の動きが注目される展開。
静かな値動きをしているユーロだが、アナリストからは、ユーロがキャリー取引の調達通貨として選好される可能性が指摘されている。キャリー取引では、投資家が低金利通貨で借り入れを行い、より高利回りの通貨に投資する。ユーロは対ドルでレンジ相場となっており、オプション市場で1カ月物のボラティリティー(予想される価格変動)は5%近辺で低迷が続いている。
これにより、投資家はユーロで調達し、より高利回りの新興国通貨に投資するキャリー取引を行うことが促される可能性があると述べている。ユーロは、金利の低い円での調達よりもリスクが低いと見なされる可能性に言及。円の1カ月物のボラティリティーは8.5%で、日本当局が介入を行う可能性がある点も指摘していた。
EUR/USD 1.1625 EUR/JPY 183.52 EUR/GBP 0.8674
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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