ドイツHICP、インフレの大きな低下の可能性は低いとの指摘も=NY為替
NY時間の終盤に入って、ユーロ円は再び売りが優勢となっており、183円台前半に値を落としている。本日の21日線が183.35円付近に来ているが、その水準で上値が抑えられており、上値抵抗に変化した兆候も出ている。
本日はドイツの12月の消費者物価指数(HICP)が発表になっていたが、インフレ圧力は予想以上に緩和した。しかし、エコノミストからは、2026年にかけてインフレがさらに大きく低下する可能性は低いとの指摘も出ている。
12月のHICPは前年比1.8%と、11月の2.3%から鈍化したが、ドイツ経済の弱さがインフレを押し下げているという。一方、サービス価格上昇が依然として強い点にも着目。サービスインフレは前年比3.5%で3カ月連続の横ばいとなっており、今後も賃金上昇が労働集約型のサービス価格を押し上げる可能性があるという。
そのため、インフレはECBの目標である2%を大きく下回る水準まで低下する可能性は小さいと結論づけている。
EUR/JPY 183.07 USD/JPY 156.60 EUR/USD 1.1691
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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