アジア株 総じて下落、台湾株は大幅反落
アジア株 総じて下落、台湾株は大幅反落
東京時間17:57現在
香港ハンセン指数 25530.51(-10.27 -0.04%)
中国上海総合指数 3873.32(-27.18 -0.70%)
台湾加権指数 28024.75(-375.98 -1.32%)
韓国総合株価指数 4110.62(-24.38 -0.59%)
豪ASX200指数 8592.05(+12.69 +0.15%)
インドSENSEX30種 84740.81(+349.54 +0.41%)
11日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定して、前日の米国株は上昇したものの、上昇の動きは続かなかった。米IT大手オラクルの決算で売上高や利益が市場予想に届かず、時間外取引で下落したことで、アジア市場でもハイテク株の売り圧力となった。台湾株は大幅反落。ハイテク関連株を中心に利益確定の売りが広がった。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)主導で下落した。上海株は続落。中国景気の先行き不透明感などが重石となった。
中国大陸市場で上海総合指数は続落。銀行大手の中国農業銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が売られた。
香港ハンセン指数は小反落。世界的金融グループのHSBCホールディングス、海上輸送会社の東方海外国際(オリエント・オーバーシーズ)が買われる一方で、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)が売られた。
豪ASX200指数は小反発。航空会社のカンタス航空、旅行代理店のフライト・センター・トラベル・グループ、石油製品メーカーのアンポル、石油・ガス会社のオリジン・エナジーが買われる一方で、求人ウェブサイトのシーク、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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