アジア株 金急落受け金鉱株に売り 米中対立懸念も トランプは首脳会談キャンセルするかもと脅す
アジア株 金急落受け金鉱株に売り 米中対立懸念も トランプは首脳会談キャンセルするかもと脅す
東京時間11:03現在
香港ハンセン指数 25826.05(-201.50 -0.77%)
中国上海総合指数 3898.54(-17.79 -0.45%)
台湾加権指数 27579.46(-172.95 -0.62%)
韓国総合株価指数 3827.02(+3.18 +0.08%)
豪ASX200指数 9018.10(-76.61 -0.84%)
アジア株は軒並み下落。金価格の急落が嫌気されているほか、米中対立もやや懸念されている。
NY金はきのう急落し12年ぶり大幅安となった。連日史上最高値をつけていたことから米中協議進展などをきっかけに調整売りが広がったようだ。トランプ米大統領は11月1日から中国への関税は155%になる、米中首脳会談をキャンセルするかもと中国を脅した。高関税は彼らにとって持続不可能だと指摘。
豪州市場では金鉱山会社のヴォルト・ミネラルズ、ジェネシス・ミネラルズ、ラメリウス・リソーシズ、Bellevue Gold Ltd、レジス・リソーシズ、カプリコーン・メタルズが10%超急落している。香港市場でも紫金鉱業集団や中国宏橋集団など金鉱株が大幅下落、宝飾品製販大手の周大福珠宝集団も下落している。
上海市場でも金鉱を中心に素材関連が総じて下落している。一方、医療品関連は続伸。中国疾病予防管理センターがインフルエンザ流行シーズンが今年は早く到来する可能性があり、流行株も昨年とは異なると発表した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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