ロンドン序盤は円売り優勢、ドル円一時151.78レベル=ロンドン為替
ロンドン序盤は円売り優勢、ドル円一時151.78レベル=ロンドン為替
ロンドン序盤は円売りが優勢。ロンドン朝方にかけてはいったん円買いが入る場面があったが、ロンドン勢の参加とともに再び円売りが強まっている。ドル円は高値を151.78レベルに更新。クロス円も買いが広がっており、ユーロ円は176.46レベル、ポンド円は203.24レベルにそれぞれ本日の高値を更新した。
円売りの背景としては、高市首相の誕生が材料視されているようだ。積極財政や利上げを急がない姿勢などが指摘されている。きょうは日経平均が一時5万円に接近する場面もあり、市場は歓迎ムードだ。海外勢にとっては日銀関係者が10月利上げに否定的だとの報道も後押しとなり、円キャリー取引が行われやすい局面になっている面も。
ドル円の上昇に連れて、ドルが買われる面もある。ユーロドルは1.1613レベル、ポンドドルは1.3372レベルなどに本日の安値を広げている。ドル高については、月末にかけての米中貿易合意への期待や、米NEC委員長が米政府機関閉鎖の終結を予測したことなども支援材料として指摘されている。
USD/JPY 151.74 EUR/USD 1.1622 EUR/JPY 176.37

執筆者 : MINKABU PRESS
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