レーンECBチーフエコノミスト 銀行に対する米ドル建て資産のリスクを指摘
レーンECBチーフエコノミスト
金融政策の伝達は順調に進んでいる
銀行、企業、家計の種類・セクター・国によって大きな違いある
銀行のドル資金調達はより流動性高く、ストレスシナリオでは脆弱性が増す
過度に低い米ドルLCR水準は、為替レートの変動が大きい時期に銀行の脆弱性となる可能性
関税問題による混乱のなかで、米国債売りとドル安という異常なな組み合わせにより、ユーロ圏の銀行が米ドル建ての流動性資産に頼ることがより困難になった
(ECB・BIS・CEPR共催マクロ経済会議出席)
※LCR:Liquidity Coverage Ratio、流動性カバレッジ比率

執筆者 : MINKABU PRESS
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