NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標
主な発表はなし
※発言・ニュース
*パウエル議長
・労働市場の認識は引き続き弱含み方向。
・FRBは数カ月以内にバランスシート縮小終了の可能性。
・9月FOMC以降、見通しは大きく変わっていない。
・政府機関閉鎖前のデータは成長がより堅調な軌道にあることを示している。
・準備預金への利払い制度は納税者に負担をかけない。
・預金準備金利(IOR)を廃止すればFRBは金利操作の主導権を失う。
・十分な準備金制度は驚くほど効果的であることが実証済み。
・バランスシート運用でFRBはより機敏に対応可能。
(質疑応答)
・労働市場はかなり著しい下振れリスクを示している。
・持続的な関税インフレは確かにリスク。
・インフレは依然上昇傾向。
・労働需要が供給を僅かに上回るペースで推移。
・非政府系雇用データは皆が注目している。
・州別の失業保険申請件数は有用な指標。
・経済活動データは予想を上回る結果が継続。
・活動データと雇用データには若干の乖離。
*ボウマンFRB副議長(銀行監督担当)
本日はボウマンFRB副議長(銀行監督担当)が国際金融協会(IIF)の年次総会で講演を行っており、大手銀のストレステストの追加的な見直し案を近く公表する意向を示した。ウォール街の大手銀にとっては歓迎される内容となる見通し。
*コリンズ・ボストン連銀総裁
・年内に追加利下げを慎重に進めるのが妥当。
・追加利下げがあっても政策は引き締め的姿勢を維持。
・失業率のさらなる上昇は比較的緩やかになると予想。
・労働市場の下方リスクは高まった可能性。
・インフレリスクは以前考えられていたほど高くない。
・不確実性が薄れるにつれて、雇用増加が見込まれる。
・均衡の雇用伸びは月間約4万件程度と想定。
*ラガルドECB総裁
・経済は関税に対して比較的耐性を示している。
・ECBは概ね好位置にある。
・ECBの金融政策は役割を果たした。
・ECBは潜在的なショックに対応する態勢が整っている。
・利下げ終了は決して言わない。
・ECBはデータに基づき会合ごとに判断。
・経済見通しのリスクはより均衡化。
・不確実性は大幅に後退。
・インフレ見通しのリスクは「かなり均衡」。
・ECBの利下げ終了は決して言わない。
*ベイリー英中銀総裁
・労働市場の軟化傾向を確認。
・けさの数値は労働市場の軟化を示している。
・目標を上回るインフレとのバランスを取る必要。
・供給が景気のより大きな要因。
・AI分野では価格が過度に引き上げられている。
・不確実性により企業が投資を先送り。

執筆者 : MINKABU PRESS
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