米国株は中東情勢などをにらみつつ、しっかりで始まる=米国株序盤
米国株は中東情勢などをにらみつつ、しっかりで始まる=米国株序盤
きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。 前日比は、ダウ工業株30種平均が73.17ドル高の4万2244.83ドル、ナスダック総合指数が94.23安の1万9452.04。
トランプ大統領が昨日(日本時間20日朝)に2週間以内にイランへ攻撃を行うか決定と表明し、今週末の軍事介入の可能性が後退。いったん様子見ムードに入ったことや、イラン高官がウラン濃縮の制限について議論する用意と示したことなどがリスク警戒後退につながり、ダウ平均は寄り付きからしっかりとなっている。
昨日上昇を見せたステーブルコインのサークル・インターネット<CRCL>が続伸。昨日の上昇の材料となった米上院のステーブルコイン関連法案可決を受けてシーポートグローバルのアナリストが買い推奨したことが好感されている。
時間外での決算が強かった中古車販売のカーマックス<KMX>は時間外の10%近い上昇から少し上げ幅縮小もしっかり。
コンサルティングのアクセンチュア<ACN>は決算を受けた売りが出た。
バイオ医療のカプリコー・セラピューティクス<CAPR>はFDA生物製品評価研究センター(CBER)の同社デオミラセル承認申請の担当者の休職などを嫌気し大幅安。
GAFA関連は、まちまちもやや軟調。アルファベット<GOOG><GOOGL> 、テスラ<TSLA>、エヌビディア<NVDA>などが1%を超える下げ。イーライリリー<LLY>やメタ<META>なども軟調。AMD<AMD>はしっかり。
ダウ平均はまちまちも総じて小幅。ボーイング<BA>が1%を超える上昇。上記のエヌビディアは1%を超える下げ、その他は1%未満の動き。
アクセンチュア<ACN> 288.49(-17.89 -5.84%)
カプリコー・セラピューティクス<CAPR> 9.85(-2.10 -17.55%)
カーマックス<KMX> 67.96(+3.63 +5.64%)
Circle Internet Group Inc<CRCL> 225.55(+25.96 +13.01%)
アルファベットC<GOOG> 171.10(-2.88 -1.66%)
アルファベットA<GOOGL> 170.04(-3.29 -1.90%)
テスラ<TSLA> 318.54(-3.52 -1.09%)
エヌビディア<NVDA> 143.52(-1.97 -1.35%)
メタ<META> 687.71(-8.06 -1.16%)
AMD<AMD> 128.49(+1.70 +1.34%)
イーライリリー<LLY> 762.38(-22.65 -2.89%)
ボーイング<BA> 200.03(+2.35 +1.19%)
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執筆者 : MINKABU PRESS
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