ドル円往って来い、植田「タカ派」発言の下げ帳消し 債券発行減額観測で金利急低下
ドル円往って来い、植田「タカ派」発言の下げ帳消し 債券発行減額観測で金利急低下
ドル円は142.80円台に急伸、長期金利急低下を受け円が下落。財務省が6月20日に債券市場参加者会合を開催し、足元の長期金利上昇について議論する見通しだと日経が報じた。債券発行減額観測が浮上しており金利が急低下。ドル円は植田日銀総裁の「タカ派」発言を受けた下げを帳消し。
植田日銀総裁は国際コンファレンスで、予想通り見通しが改善すれば利上げを継続する意向を明確に示したほか、足下の物価上昇率はユーロ圏や米国より高くなっていると述べた。発言を受けドル円は一時142.12円まで下げたが、金利急低下を受け円下落。142.81円付近まで上昇している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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