アジア株上昇 中国景気支援策期待の買い エヌビディアCEOやモルスタ報道も材料視
アジア株上昇 中国景気支援策期待の買い エヌビディアCEOやモルスタ報道も材料視
東京時間11:14現在
香港ハンセン指数 23806.01(+124.53 +0.53%)
中国上海総合指数 3388.89(+8.41 +0.25%)
台湾加権指数 21654.66(+128.63 +0.60%)
韓国総合株価指数 2621.23(+19.43 +0.75%)
豪ASX200指数 8420.40(+77.07 +0.92%)
アジア株は軒並み上昇、中国支援策期待の買いが続いている。
中国ではきのう「民間経済促進法」が施行された、民間企業の成長促進や中国経済の下支えを狙う。中国国家発展改革委員会(発改委)は経済と雇用の安定化を加速させると約束、6月末までにほとんどの政策を実施すると述べた。また、都市再生計画も発表した。
米モルガンスタンレーは米中関税大幅引き下げを受け見通しが改善したとして中国株の目標を引き上げた、今年の成長率予想も従来の4.2%から4.5%に上方修正した。エヌビディアCEOが2026年に中国AI市場は500億ドル規模に拡大すると予想しているとコメントしたことも中国株にとって嬉しいニュースだ。
香港株は約2カ月ぶり高値をつけている。自動車や医療品、ハイテク、消費者サービス関連が上昇している。
イスラエルがイランの核施設への攻撃を計画しているとの報道を受けNY原油が一時急騰。原油高を受け豪州市場ではサントスやウッドサイドエナジー、ビバエナジーなどエネルギー関連が総じて上昇している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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