朝のユーロドルは１．０４７０前後、昨日は週末の独総選挙受け一時上昇も続かず＝東京為替
朝のユーロドルは１．０４７０前後、昨日は週末の独総選挙受け一時上昇も続かず＝東京為替
週末に行われたドイツ総選挙は、最大野党で２００５年から２０２１年まで政権を担っていたキリスト教民主・社会同盟（CDU/CSU）が第一党に返り咲いた。現与党社会民主党（SPD)は第三党に落ち込み、極右AｆDが党勢を一気に拡大し第二党となっている。CDU/CSU勝利を受けた景気対策拡大期待もあって、一時買いが出たが、積極的な財政出動に必要な債務ブレーキ修正のための憲法改正に必要な三分の二の賛成が、AfDと、今回議席を伸ばした旧東ドイツ系左派党の反対が予想されることで見込めず、上昇が続かずとなっている。中道勢力の党勢低下で厳しい運営が見込まれるようだと、今後もユーロの重石となる可能性。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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