ドル円堅調、英FTの報道が手がかりに=東京為替前場概況
東京午前のドル円は155.63円付近まで上昇した。米上院本会議が財務長官の就任を賛成多数で承認したスコット・ベッセント氏が、2.5%の税率を皮切りとした新たな一律関税を推進する構えであると伝わったことがドルを押し上げている。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が報道した。ディープシーク・ショックによる国内市場の株安が限られていることは円売りを後押し。
ユーロ円は162.52円付近、ポンド円は193.76円付近、豪ドル円は97.51円付近まで水準を切り上げた。ただ、欧州通貨やオセアニア通貨はドル高に圧迫されており、クロス円の上げ幅は限定的。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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