トランプ関税懸念で日銀の慎重姿勢強まるとの見方、早くとも次回利上げは7月か
トランプ関税懸念で日銀の慎重姿勢強まるとの見方、早くとも次回利上げは7月か
トランプの関税懸念により日銀が追加利上げに慎重な姿勢を示す可能性が高まっていると海外勢は見ているようだ。次回利上げは早くとも7月との予想、半年ほど時間がある。
トランプはコロンビアに関税課すと脅し、その後コロンビア側がトランプに屈したため米国の対コロンビア関税は保留となった。今後も欧州や南米、インド、ロシアなどに脅しをかける可能性がある。中国には関税課したくないとしているが、気が変わる可能性もある。
トランプは今朝「米国が強制送還する移民の受け入れを拒否する国に対して関税を課す」と警告。ベッセント財務長官は2.5%の一律関税を課すことを支持しているとも報じられ、世界的な貿易戦争への警戒感が高まっている。そのため日銀が次の利上げまで時間をかけるとの見方が広がっている。
日銀慎重になるとの見方から円が下落、ドル円は155.40円台に上昇している。日経平均は下げ幅を縮小。

執筆者 : MINKABU PRESS
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