ドル円はややしっかり=東京為替概況
ドル円はややしっかり=東京為替概況
10日の東京市場でドル円はややしっかりの展開。海外市場で一時157円60銭前後まで下げたドル円は、158円10銭前後に戻して東京朝を迎えると、朝方はやや上値が重く157円94銭を付ける場面も、その後ドル買い円売りが優勢となった。午後に入っても円売りの流れが継続し、158円43銭まで上昇。8日の158円51銭には届かずも、しっかりした動きとなった。今晩の米雇用統計を前に158円台半ばからのドル買いには慎重。
ユーロドルでもドル高が優勢で朝の1.0300前後での推移から1.0282を付けた。2日に1.0251を付けた後、今週初めに1.04台を回復。その後の高値圏もみ合いを経て、直近やや上値が重くなっている。
ユーロ円は162円80銭台推移。東京午前はドル円の売りに下げる場面もすぐに切り返し、一時163円台推移も続かず。ドル主導でやや不安定な動き。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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