【これからの見通し】年末年始の週が始まる、週央が元旦(ニューイヤーデー)で取引分断
【これからの見通し】年末年始の週が始まる、週央が元旦(ニューイヤーデー)で取引分断
いよいよ年末年始の週が始まった。元旦(ニューイヤーデー)は世界的に休場となるが、今年は週央の水曜日となる。年の変わり目が週半ばとはなんともやりにくい感がある。さらに、今週末は米雇用統計発表はなく、次週1月10日の発表予定となる。米ISM製造業景況指数が金曜日に発表される程度だ。基本的に、積極的な取引は手控えられやすい1週間となりそうだ。情報集め、ご自身の投資戦略の練り直し、または完全な気分転換に頭を切り替える時間としたほうが良さそうだ。
この後の海外市場で発表される経済指標は、KOFスイス先行指数(12月)、香港貿易収支(11月)、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(12月)、米中古住宅販売成約指数(11月)など。シカゴPMIの予想は43.0と前回の40.2からの回復が見込まれている。
発言イベント関連では、特段の目立った予定はみられていない。
今年はドル高・円安が進行した一年となったが、足元でもドル円は157-8円の高値圏で推移している。ユーロドルは1.04台に落ち着いており、ドル高一服も水準的には今年のドル高水準に位置している。来年はトランプ政策に対する検証がテーマで始まりそうだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。