【本日の見通し】米雇用統計待ち
【本日の見通し】米雇用統計待ち
昨日の市場は150円を挟んでの上下。東京午後からロンドン市場午前にかけて149円台を付けていたが、その後反発し、150円台後半まで上昇。カリフォルニア北部でのM7の地震に150円割れまでドル売りという展開になった。当初出された津波警報が解除されるなど事態が少し落ち着いたことで、150円台を回復してもみ合い。
この後は22時半の米雇用統計待ちとなる。前回はハリケーンとボーイングのストライキの影響でかなり弱く出た雇用統計は、今回は回復が期待されている。関連指標は比較的強いものが多く、米雇用動態調査(JOLTS)求人件数の好結果の後には予想値が上振れする場面が見られたが、その後出たISM非製造業とADPが弱かったことで、先週末と変わらないあたりまで予想が落ち着いた。それでも20万人台の伸びが見込まれている。
ユーロドルはドル売りが優勢で1.0580台での推移。1.06超えでの買いに慎重もユーロ高ドル安。ただ雇用統計次第で状況の変化がありうる。
ユーロ円はドル円の上昇もあってNY朝に159円30銭台まで上昇も、その後売りが出た。この後はドル円同様に米雇用統計にらみ。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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