ドル円150.50円台に下落、すでに1円の下げ 東京CPI受け12月利上げ観測高まる
ドル円150.50円台に下落、すでに1円の下げ 東京CPI受け12月利上げ観測高まる
円全面高。ドル円は早朝の高値151.55円付近から150.56円まで下落、すでに1円下げている。全国の物価の先行指標である東京都の消費者物価指数が11月に伸びが加速した。コアCPIは予想を上回る伸び、総合は8月以来の高水準。コアコアCPIも伸びが加速した。
長引く円安と来年の春闘での大幅賃上げが見込まれることから、日銀が12月に利上げに踏み切る可能性がある。植田日銀総裁は12月会合の予測は不可能、会合までに利用可能なデータや情報をもとに決定すると述べていた。
オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場では12月利上げ確率が再び上昇、60%台に乗せている。きのうは一時73%にまで上昇した。ドル円1カ月物ボラティリティは11.9%台に上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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