レバノン停戦に前進とイスラエル
イスラエルはレバノン停戦の実現に向けて前進が見られているものの、ヒズボラによる停戦違反があった場合に軍事作戦を再開できるという保証が必要だと主張している。
「米国が仲介する停戦の取り組みについて、一定の前進がある。この問題で、われわれは米国と協力している」とイスラエルのサール外相は語った。合意の履行にはロシアが協力する可能性もあるとも付け加えている。
トランプ氏のホワイトハウス返り咲きが先週決まったことで、ガザでのハマスを含むイラン代理勢力とイスラエルの戦争の見通しを巡り、臆測が掻き立てられている。イスラエルのネタニヤフ首相はきのう、過去数日間でトランプ氏と3回話したことを明らかにした。
デルメル戦略問題相は先週、イスラエル高官としてロシアを訪問し、シリアからヒズボラへの兵器密輸防止でロシアが役割を果たせるかを打診したと報じられていた。デルメル氏は週内に米国とフォローアップの協議を行う予定。
サール氏はデルメル氏の訪問について詳細を述べることは控えつつ、ヒズボラ抑え込みにロシアが関与することをイスラエルは拒絶しないと明確にした。
執筆者 : MINKABU PRESS
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