続伸、米利下げ開始による消費の下支えを期待=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=71.19(+1.10 +1.57%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて、買い戻しが続いた。金利負担の低下による消費の刺激が期待されている。CMEのフェドウォッチによると、0.50%の大幅利下げがありうるとみられている。レバノンでポケットベルが相次いで爆発し、3000人規模の負傷者が発生した事件について、イスラム組織ヒズボラはイスラエルを非難しており、報復が示唆されていることは懸念要因。イスラエルとヒズボラの全面戦争リスクがくすぶっているなかで発生したテロ攻撃と疑われており、警戒感が強まっている。
時間外取引で10月限は堅調に推移した後に売りが強まると、一時69.61ドルまで軟化。ただ、マイナス圏での推移は一時的で、その後は買い持ち直し71.92ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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