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ドル円が139円台に下落、日米金融政策会合の週始まる=ロンドン為替概況

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ドル円が139円台に下落、日米金融政策会合の週始まる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、根強いドル売りが入っている。今週の米FOMC会合を控えて、足元のマーケットでは大幅利下げ観測が優勢となっている。CMEフェドウォッチでは今回の利下げ幅について、約6割が50bp、4割が25bpとみている状況。先週半ばまでからは、見方が逆転している。東京不在のアジア時間にはドル円の売りが目立った。141円手前水準から139円台に突入。ロンドン序盤には139.58近辺に安値を広げ、昨年7月以来のドル安・円高水準となった。クロス円も下落し、円買いが優勢だった。ロンドン時間に入ると円売りは一服。ドル売りが前面に押し出され、ユーロドルは1.10台後半から1.11台前半へ、ポンドドルは1.31台前半から1.32台乗せまで上昇。この動きとともにユーロ円は155円台前半から156円付近まで、ポンド円は183円台後半から185円台乗せまで反発している。欧州株は売り先行も次第に一服。仏CAC指数は上げに転じている。米10年債利回りは3.63%台まで低下したあと、3.65%付近に上昇。きょうは目立った新規材料に乏しく、米FOMCをめぐる思惑先行の取引となっているようだ。

 ドル円は140円台前半での取引。東京不在のアジア早朝の140.93近辺を高値に、その後は売りに押されている。日本時間午後には139円台に一時突入。いったん140円台に買い戻されたあと、ロンドン時間に再び下押しされ、安値を139.58レベルに更新した。昨年7月以来のドル安・円高水準となった。その後は欧州株の下げ渋り、米債利回りの低下一服などで140円台前半まで戻している。

 ユーロドルは1.11台前半での取引。この日はドル安圧力が継続している。アジア朝方の1.1074近辺を安値に買われ、ロンドン時間に入ると1.11台乗せから高値を1.1130付近に伸ばした。ユーロ円は下に往って来い。アジア朝方の156.19近辺を高値に、ロンドン朝方には155.15近辺まで安値を広げた。その後は買戻しが強まり一時156円付近まで反発した。対ポンドではロンドン時間に入るとユーロ売りが優勢になっている。

 ポンドドルは1.32付近での取引。アジア早朝の1.3121近辺を安値に買われ続けている。足元では高値を1.3204近辺に伸ばした。ポンド円は下に往って来い。アジア朝方の185円付近からロンドン朝方には183.78近辺まで安値を広げた。その後は反転して上昇、高値を185.09近辺に伸ばしている。ユーロポンドは0.8440付近での揉み合いを下放れると、0.8425近辺まで下押しされている。今週は日米金融政策発表とともに英中銀の金融政策も発表される。米国の利下げ見通しに対して、日本と英国は据え置き観測が優勢。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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