反発、全面戦争リスクで4月以来の高値を更新=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=83.38(+1.84 +2.26%)
ニューヨーク原油の期近は反発。イスラム教シーア派ヒズボラとイスラエルの全面戦争リスクが引き続き相場を押し上げた。イランが支援するヒズボラと米国が支援するイスラエルが地上戦を含む全面的な武力衝突を開始すると、中東の産油国は否応なく巻き込まれることから、供給不安が高まる見通し。北半球の夏場の需給タイト化期待も支援要因。
時間外取引で8月限は堅調。通常取引開始後は上げ幅を削る場面はあったが、上げが加速すると83.64ドルまで上値を伸ばした。中心限月として4月以来の高値を更新している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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