小反発、ヒズボラとイスラエルの全面戦争を想定=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=80.90(+0.07 +0.09%)
ニューヨーク原油の期近は小反発。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの全面戦争が警戒されるなかでしっかりと推移した。イスラエル軍はレバノンとの国境付近である北部に部隊を集結させている。一方、イラン革命防衛隊が公開した映像によると、レバノンにも地下トンネルが存在するもよう。イランが支援するヒズボラとイスラエル軍の交戦が激化した場合の見通しは不透明。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報では原油やガソリンの在庫が増加したが、反応は限定的だった。
時間外取引で8月限は81.63ドルまで強含んだが買いは続かず、通常取引開始に向けて軟化。通常取引が始まると一時80.18ドルまで下げた。ただ、売りに傾くこともなく、その後は前日終値付近で推移した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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