ドル円は午前に上昇も続かず、リスク警戒など重石=東京為替概況
ドル円は午前に上昇も続かず、リスク警戒など重石=東京為替概況
昨日の海外市場で米ISM製造業景気指数の弱い結果を受けたドル全面安に押され155円台を一時付けたドル円。朝も円買いの動きが見られ、一時155円99銭を付けたが、すぐに反発。前日安値に届かなかったこともあり、その後はドル買い円売りが強まった。株安などの動きも午前中はリスク警戒が目立たずしっかりとした動きとなって156円49銭を付けている。
156円台半ばから上のドル買い円売りに慎重姿勢が見られ、その後は少し売りが出た。10年債入札が好調で日本国債利回りが低下したものの円売りの動きは目立たず、その後は海外勢の参加を前にリスク警戒の動きが広がると、156円00銭台まで下げている。
昨日のドル全面安で1.09台に乗せたユーロドルは、午前中に1.0916を付けるなど、堅調地合い。ただ、1.09台での買いには慎重姿勢も見らえ、少し調整が入って1.0901を付けた。
ユーロ円は午前のドル円、ユーロドルの上昇に170円70銭台まで上値を伸ばした。午後は売りが目立つ展開で170円10銭台を付けている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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