4月の米家賃、再び下落もピークからは僅かな下落
全米リアルター協会が管理するリアルター・ドット・コムによると、4月の家賃は再び下落し、50大都市圏の募集家賃の中央値は前年比0.7%減の1723ドルとなった。それでも家賃は2022年8月のピークから僅か33ドル(1.9%)しか下がっていない。
テキサス州オースティンの賃借人は4月に月195ドル節約し、最大の家賃軽減を経験したが、インディアナポリス、ウィスコンシン州ミルウォーキー、ミネソタ州ミネアポリスでは、家賃が過去最高を更新した。これらの都市圏では労働市場が堅調であることに加え、多世帯住宅の建設ペースが緩慢であることが家賃上昇の要因と見られている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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