中東情勢への反応は一巡、このあとは一連の金融当局者発言に注目=NY為替
中東情勢への反応は一巡、このあとは一連の金融当局者発言に注目=NY為替
ロンドン昼の時間帯は静かな取引となっている。ドル円154.60付近、ユーロドル1.0655付近、ユーロ円164.75付近など、いずれも前日NYクローズ水準へと戻す動きとなっており、大きな方向性は示されていない。イスラエルによるイランへの攻撃に関連した市場の反応は一巡している。
このあとのNY市場では主要な経済統計発表の予定はない。週末調整の動きが中心となりそうだ。そのなかでは、金融当局者の講演イベントが注目されよう。特に米金融当局者は今週末から発言を手控える「ブラックアウト期間」に入ることが指摘される。
23:15 ラムスデン英中銀副総裁、ピーターソン国際経済研究所「パンデミック後のインフレに対する金融政策」講演
23:30 グールズビー・シカゴ連銀総裁、会議出席(質疑応答あり)
20日
1:30 マン英中銀委員、IMF世銀春季会合の討論会参加
4:00 ナーゲル独連銀総裁、ピーターソン国際経済研究所で講演
5:00 FRB金融安定報告書
6:00 植田日銀総裁、ピーターソン国際経済研究所「最近の日銀の金融政策枠組みの変化」講演
USD/JPY 154.61 EUR/USD 1.0653 EUR/JPY 164.71
執筆者 : MINKABU PRESS
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