アジア株 総じて上昇、上海株は小反発
東京時間18:03現在
香港ハンセン指数 16828.07(+95.22 +0.57%)
中国上海総合指数 3048.54(+1.49 +0.05%)
台湾加権指数 20796.20(+378.50 +1.85%)
韓国総合株価指数 2705.16(-12.49 -0.46%)
豪ASX200指数 7824.24(+35.17 +0.45%)
インドSENSEX30種 74676.50(-66.00 -0.09%)
9日のアジア株は総じて上昇。上海株は小反発。前日まで3日続落の反動から上昇したものの、11日に3月の中国消費者物価指数や生産者物価指数の発表を控えていることで、上昇の動き限定的となった。米中関係悪化への警戒感も重石となった。台湾株は続伸。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)の上昇がけん引役となり、最高値を更新した。
上海総合指数は小反発。情報技術サービス会社の上海宝信軟件、レアアース生産の中国北方稀土(集団)高科技、自動車メーカーの長城汽車が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国農業銀行、原子力発電会社の中国核能電力(チャイナ・ナショナル・ニュークリア・パワー)が売られた。
香港ハンセン指数は続伸。再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、インターネット・サービス会社の網易、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、天然ガス供給会社の新奥能源控股(ENNエナジー・ホールディングス)が買われる一方で、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)が売られた。
豪ASX200指数は続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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