ドル円151.05近辺(↓)、ユーロ円163.55近辺(↓)=ロンドン為替
ドル円151.05近辺(↓)、ユーロ円163.55近辺(↓)=ロンドン為替
ドル円は151.05近辺、ユーロ円は163.55近辺と、引き続き円買い圧力が優勢。きょうは東京午前にドル円が151.97レベルと34年来のドル高・円安水準をつけた。田村日銀審議委員の発言が緩やかな金融政策正常化を示唆したとして緩和的にとらえられたもよう。
この動きに対して、夕刻には財務省、金融庁、日銀が臨時三者会合を開催すると報じられ、円買いの反応が強まった。会合後の会見で神田財務官は、円安の背景に投機的な動きあることは明らかだ、過度な変動は望ましくないと確認、あらゆる手段排除しない、と投機的な円安の動きを強くけん制した。ドル円は151.10近辺まで下落。その後の戻りは151.40台までにとどまり、再び151.05近辺に安値を広げてきている。
介入やレートチェックなどの動きは観測されていないが、円売りポジション形成にかなりプレッシャーをかけられた状況となっている。
USD/JPY 151.11 EUR/JPY 163.59 GBP/JPY 190.78

執筆者 : MINKABU PRESS
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