ユーロが弱含み、ラガルドECB総裁は6月利下げ開始を示唆=ロンドン為替
ユーロが弱含み、ラガルドECB総裁は6月利下げ開始を示唆=ロンドン為替
ユーロが上値重く推移している。ラガルドECB総裁は6月にはより多くの情報が得られるとして、このままディスインフレが続けば利下げを開始することを示唆した。ただ、初回利下げあとの金利パスについては事前にコミットしないとした。また、先ほど発表されたユーロ圏建設業生産高(1月)は前月比+0.5%、前年比+0.8%と増加したが、いずれも前回12月からは伸びが鈍化している。
ユーロドルはロンドン朝方につけた1.0872近辺を高値に、その後はドル買い圧力とともに売られている。足元では安値を1.0836近辺に広げている。ユーロ円はアジア時間の円安の動きに164.74近辺まで高値を伸ばしたが、ロンドン時間に入ると売りに押されており、一時164.20台まで反落している。ユーロポンドは英インフレ鈍化を受けて一瞬0.8559近辺まで買われたが、その後は売りが優勢となり、安値を0.8537近辺に広げている。
EUR/USD 1.0838 EUR/JPY 164.42 EUR/GBP 0.8536
執筆者 : MINKABU PRESS
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