ビューティ・ヘルスが決算受け急伸 アナリストからは厳しい声も＝米国株個別

（NY時間09:41）（日本時間22:41）
ビューティ・ヘルス＜SKIN＞　5.00（+1.41　+39.28%）

　スキンケア製品のビューティ・ヘルス＜SKIN＞が急伸。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、売上高が予想を上回ったほか、ＥＢＩＴＤＡも予想外の黒字となった。ガイダンスも公表し、通期のＥＢＩＴＤＡは予想を上回る見通しを示している。同社はまた、１１月から暫定ＣＥＯを務めていたベック氏を新ＣＥＯに指名した。

　ただ、アナリストからは厳しい声も出ている。「業績は予想より良かったものの、機器および事業運営上の課題は解決されていない。説明も不明瞭で、決算発表後の時間外での株価上昇はかなり行き過ぎたと考えている」と述べた。「いまはまだ手を出さない方がよいと考えている」とも語った。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.07ドル（予想：-0.09ドル）
・売上高：9680万ドル億ドル（予想：8770万ドル）
・粗利益率（調整後）：54.6％
・EBITDA（調整後）：+340万ドル（予想：-440万ドル）

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：7700～8300万ドル
・EBITDA（調整後）：-600～-900万ドル

（通期見通し）
・売上高：0～１桁台前半の増収
億ドル）
・EBITDA：+4000万ドル以上（従来：+3160万ドル）

【企業概要】
　主にスキンケア製品の開発・製造・販売を行う。エステティシャンとプロバイダー・消費者・パートナーに焦点をあて、スパ・ホテル・皮膚科医・形成外科医・美容小売店など、複数のチャネルを通じて米国内外に商品を展開する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美