電機連合、ベア1万円以上を決定、「ストライキも辞さない」共同通信=ロンドン為替
電機連合、ベア1万円以上を決定、「ストライキも辞さない」共同通信=ロンドン為替
日立製作所など電機各社の労働組合でつくる電機連合は11日、今春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)の妥結を受け入れる最低水準を月額1万円以上にすると正式決定した。決定内容を各社の労組が経営側に伝える。電機連合の関係者は「回答が下回れば、ストライキも辞さないという『歯止め』の位置付けだ」と強調した。
13日の経営側からの集中回答日を前に、最低ラインを確認した。長引く物価高騰による生活への影響を踏まえ、最低は5千円以上とした昨年から倍増させた。各社の労組は月額1万3千円を統一要求している。
昨年の春闘では、電機各社は統一要求額を7千円とし、満額回答が相次いだ。
(共同通信)
経団連会長は、今年の協議では、昨年に比べ賃上げの機運が高まっていると感じている、と述べており、昨年のように満額回答となることが期待されそうだ。
ただ、ロンドン早朝のドル円相場は引き続き147円ちょうど付近での揉み合いを続けており、特段の円買い反応はみられていない。
USD/JPY 147.00

執筆者 : MINKABU PRESS
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