NY原油 時間外取引 やや上昇、ロシアが予想外の追加削減を発表 OPEC+の減産延長は想定内
NY原油 時間外取引 やや上昇、ロシアが予想外の追加削減を発表 OPEC+の減産延長は想定内
東京時間08:10現在
NY原油先物APR 24月限(WTI)(時間外取引)
1バレル=80.23(+0.26 +0.33%)
NY原油価格は時間外でやや上昇。
日曜日、OPECプラスは日量220万バレルの減産を6月末まで延長することで合意した、原油価格を押し上げることが狙い。中東情勢など地政学的緊張が高まっているものの、今年の原油価格は1バレル=80ドルを下回って推移しており、加盟国は価格を押し上げたいと考えているもよう。
サウジアラビアは日量100万バレルの自主減産を6月まで延長、ロシアは第2四半期に追加で日量47万1000バレルを削減する。ロシア副首相はロシアは4月に日量35万バレル、5月に40万バレル、6月に47万1000バレルの減産を行うと明かした。
OPECプラスの減産延長は予想されていたが、ロシアの追加削減はサプライズだった。ただ、今のところ原油価格への影響は限定的。米国時間で動くか。
執筆者 : MINKABU PRESS
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