植田日銀総裁発言や米債利回り上昇もあり、ドル買い円売り優勢=東京為替概況
植田日銀総裁発言や米債利回り上昇もあり、ドル買い円売り優勢=東京為替概況
昨日は米小売売上高の弱い伸びもありドル円は149円50銭台まで一時下落。その後NY午後に150円20銭台を回復したものの、少し落として149円90銭台で東京朝を迎えた。アトランタ連銀総裁の利下げ急ぐ必要ない発言などでドル買いが入ったほか、朝からの日経平均の大幅高に上昇。
株高が少し落ち着いたところで、植田日銀総裁が「マイナス金利解除しても緩和的な金融環境当面続く」と先週の内田副総裁と同様の発言を行い、再びの株高とドル高円安となった。ドル円は午後に入っても上昇基調を継続、150円30銭台を付けている。
ユーロドルは1.07台後半の19ポイントレンジとこの時間帯は動意薄。
ユーロ円はドル円の上昇に支えられて朝の161円40銭台から161円79銭まで上値を伸ばした。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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