ドル売り優勢、来年の米景気悪化や利下げを想定=東京為替前場概況
東京午前のドル円はドル売りが優勢。147.61円付近まで軟化した。昨日発表された米PCEコアデフレータの伸びは一段と鈍化しており、米追加利上げ観測が一段としぼみ、来年の米利下げ観測が強まりつつある。欧州や英国、カナダでは景気悪化が始まっており、米経済の弱含みも避けられないとみられている。
ユーロ円は160.99円付近、ポンド円は186.68円付近、豪ドル円は97.70円付近まで軟化。ただ、欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルでしっかりと推移していることから、クロス円の下値は限定的。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。