製紙や包装関連が堅調 パッケージングの値上げが同業他社も波及の可能性が指摘される＝米国株個別

（NY時間15:06）
インターナショナル・ペーパー＜IP＞　34.07（+1.14　+3.45%）
パッケージング＜PKG＞　158.22（+3.09　+1.99%）
ウエストロック＜WRK＞　37.88（+0.19　+0.50%）

　インターナショナル・ペーパー＜IP＞やパッケージング＜PKG＞といった製紙や包装関連の銘柄が堅調。アナリストが、パッケージングが包装への需要堅調の兆しが見られる中で価格を引き上げたが、同業他社も値上げに踏み切る可能性があると指摘している。

　パッケージングは電話会議で需要改善が見られると述べていたが、今回の値上げはその継続を示唆しているという。段ボールに使用されるライナーボードの価格が１月１日から１トン７０ドル、別の製品ラインでは１００ドルまで値上げする。また、最近の施設閉鎖が市場をより良いバランスへと導いているとも指摘した。

　現在の大きな注目点は他の企業、特にインターナショナル・ペーパーやウエストロック＜WRK＞を含む第三者への販売が多い企業が同様の動きをするかどうかだという。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美